自由な働き方ができる職種の具体例としては、クリエイティブ職が第一に挙げられる。ゼロから何かを作り上げる人は、他人の指示に従う必要性が薄いのだ。他人にも何をどのように作るべきなのか分からないのが普通だからである。何をどうすればいいのか分からないところから、その能力を発揮して作品を形にしていくのがクリエイティブ職の役割である。したがって、クリエイティブ系の仕事に就けば割と自由度の高い仕事を任せてもらえるのだ。

イラストレーターや作家、漫画家という仕事はクリエイティブ職の代表であるが、どのような作品作りをするのかは各個人にほとんどすべて任せられている。自分の作家性をフルに発揮して、個性的な作品作りをしなければならない。他人の真似ができないという点で精神的に辛いことも多いが、自由な働き方ができるという点では不満は少ないはずだ。音楽を作る仕事も、その点では共通している。だいたいの方向性のみをクライアントからもらって、実際に作品を作るときにはかなり自由にアレンジもしていける。

IT業界で言えば、プログラマーやウェブデザイナーもクリエイティブ系に近い働き方が許されているといえる。プログラミングも、どのようにコードを書くかという点においては、各個人の判断に任されているケースが多いからだ。ウェブデザイナーも、最低限の仕様は守らなければならないが、その他の部分で個性を出すことを禁じられているわけではない。

このように自由な働き方をしたいのならば、まずは職種から見直してみると良い。職種によってはなかなか自由に働けない場合もあるからだ。自由な働き方を求めているのであればこちらの参考HPを読んでみてはどうだろう。